2018年12月11日

お兄さんと呼ばれなくなった僕の日常

僕は今年で32歳になった。結婚はしておらず、独身。営業職をしており、趣味はゴルフだ。ゴルフは会社の上司との付き合いのためにしているけれど、あまり好きではない。何せ道具に金がかかりすぎる。とはいっても、妻も子供もいないのだから、二十代の頃から何年も働いてきた僕の銀行口座にはかなりの金がたまっている。

でも、僕はあまりゴルフが好きではないからできればそのぶんのお金を他のことにあてたいのだ。たとえば、街頭アンケートなので若い女の子に「趣味はなんですか?」ときかれると必ず「ゴルフです」と答えているが、それはそれしか答えることがないからだ。もっとおだやかで金のかからない、僕にあう趣味が欲しい。たとえば、水彩画を描く、陶芸で湯呑みを作る、などを趣味にしてみたいけれど、なかなか始めるきっかけがつかめないのだ。

 営業職は、僕に合っている。僕は高いテンションでしゃべりまくって物を買わせるのではなく、おだやかに淡々と話す。その方がお客様はこころよく話を聞いてくれるようだ。これはあくまで僕の場合だから、他の人にこのやり方が合うかはっ分からないけれど。

 営業職の僕がいつもこころがけていることは、自分を清潔に保って好感度をあげることと、手にハンドクリームをぬることだ。営業には清潔にしておくことと手をきれいにすることは必須なのだ。

 ああ、今日も営業まわりで一日が終わる。でも、上司に付き合うゴルフよりも営業の仕事の方が僕は好きなのだ。


ky96ged at 16:18│Comments(0)

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